ロンドン生まれのデザインで、一段と華やかなシーンにと考案されたアイコン的なドレスがこの「エレガントブーケ」。
もともとのロンドンからの図案はこちら。
ここから、思い描く最終形に近づけるための旅が始まります。
図案と型紙のマッチングは非常に複雑。
最終形のイメージと図案の型紙への配置は、意外にも最初はホワイトボード上に描いて議論を重ねます。
また、脚長効果を出すため、花柄の位置を上げ、グラデーションの比率を多めにしました。
また肩から袖にかけてのデザインがビジーなため、主役となるウェストまわりのデザインに集中させるため図案と型紙配置を変更します。
「パネル」と呼ばれる1つのドレスに1つの「パネル絵」を設定。この中で、型紙も配置し、上記の課題を改善できるかを見ます。
またオリジナルのデザインは、ピンクの割合が多かったため、少しオレンジ色を足して暖かみを増すことに。
一方のサンセットブーケのブルーバージョン「グロリアスガーデン」は、ダークカラーやブルーやグリーンを増やして、落ち着いた印象に。
また、「グロリアスガーデン」の中で検討を重ねたのは葉っぱの色でした。
他にもグリーン、ブラウンなど候補が出ましたが最終的に青みに寄せた赤で決定。
これは「赤ワイン」に似合う華やかな中に少し艶感を出すための案だそう。
いかがでしたか?
柄取りの技術は、「エメラルドグリーンフラワー」でも触れたとおり。
一段と華やかなシーンでぜひ纏ってみてくださいませ。
「エレガントブーケ」のプリントワンピースを詳しく見る

同じデザインのzoom 背景を作成しました。こちらからダウンロードできます。

Tsubaki
今回は花札にインスパイアされた和テイストのプリント。日本の伝統色を使い、筆で描いたようなべた塗りに仕上げました。気軽に着用できる着物ワンピースがレッドとブルーの2色に決定するまで、さまざまなカラーを検討しました。

Pinwheel
理知的な印象のジオメトリックプリント、「ピンホイール」。 ピンホイールとは「風車」という意味。また、「手裏剣」のインスピレーションも少し取り入れています。染めは京都の伝統技術によるものなので、使用するカラーも少し「和」の色を意識しました。レッドとブルーの2色に決定するまで、こちらも様々なカラーのピンホイールを検討しました。

Harvest
「収穫の喜び、恵み」をコンセプトとした秋のリリースにふさわしい「ハーベスト」シリーズ。 オリジナルのプリントデザインから「ゴールド」「ネイビー」「ライラック」とバリエーションが増えていく過程をお見せしていきます。
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