南国の花がやさしく華やかなエメラルドグリーンのフラワープリントは、ロンドンで創られたプリントです。
この「エメラルドフラワー」はまるでキャンバスに描かれた絵画のよう。ロンドンのアートデザイナーからこのような“絵画”を受け取ります。
そのまま額に入れて飾れる手描きの芸術ですね!
そのアートをドレスにするには…
◆エメラルドグリーン スクウェアネックサイドギャザーワンピース
◆エメラルドグリーン スクウェアネックサイドギャザーワンピース
さて、工程を見てみましょう。
本当は、ここでご紹介するより何倍も複雑なのですが、ここではなるべくシンプルにお伝えします。
(1)最終イメージ(デザイン)の想像
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(2)ロンドンのプリントデザイン会社へのプリント図案の依頼
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(3)ベースとなる洋服の型紙(パターン)製作
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(4)型紙に合わせたプリント図案の配置設計図の作成
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(5)工場でのサンプルドレスの製作
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(6)型紙と図案の整合性調整
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(7)修正
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(8)完成
上記のような8ステップで進めていきます。
たとえば「(4)型紙に合わせたプリント図案の配置作成」というプロセス。
このデザインでの留意点は花を「流線形」に配置し、和服のような「はかなげな色気」と女性の体の曲線美を表現すること。
◆エメラルドグリーン スクウェアネックサイドギャザーワンピース
そして後ろから見たときに思わず呼び止めてしまいたくなる儚さ(はかなさ)と、お尻が大きく見えない工夫。
「(5)サンプルドレス製作」のあともさらに1mm、1cmの単位で、流線形の配置の角度や各花や葉の大きさ、それぞれの間隔などに修正を加えていきます。
◆エメラルドグリーン スクウェアネックサイドギャザーワンピース
また、「(6)型紙と図案の整合性調整」の段階では、本当にこの図案のイメージが型紙デザインとマッチしているかどうかの確認も行われます。
また、工場での裁断は、各型紙の置き場所を厳密に指定されます。
1枚1枚の裁断は工場の技術と根気が本当に必要な作業で、どの工場でもできる技術でもありません。
「糸」も「裏地」も「表地」もすべてがストレッチ性で、「細かなギャザー」で寄せて決められた寸法に仕上げていく……。
そんなデザイナーと工場と技術力によって生み出された素材が結集したドレスをご体感ください。
「エメラルドフラワー」のプリントワンピースを詳しく見る

同じデザインのzoom 背景を作成しました。こちらからダウンロードできます。

Tsubaki
今回は花札にインスパイアされた和テイストのプリント。日本の伝統色を使い、筆で描いたようなべた塗りに仕上げました。気軽に着用できる着物ワンピースがレッドとブルーの2色に決定するまで、さまざまなカラーを検討しました。

Pinwheel
理知的な印象のジオメトリックプリント、「ピンホイール」。 ピンホイールとは「風車」という意味。また、「手裏剣」のインスピレーションも少し取り入れています。染めは京都の伝統技術によるものなので、使用するカラーも少し「和」の色を意識しました。レッドとブルーの2色に決定するまで、こちらも様々なカラーのピンホイールを検討しました。

Harvest
「収穫の喜び、恵み」をコンセプトとした秋のリリースにふさわしい「ハーベスト」シリーズ。 オリジナルのプリントデザインから「ゴールド」「ネイビー」「ライラック」とバリエーションが増えていく過程をお見せしていきます。
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