グローバル女性のTips!

Vol4. 英国デザインコンサル 森田亜紀子さん (後編)

前編では、日英のデザインに対する考え方の違いなどを伺いました。

後編では、イギリスで仕事をする上で、必要なTIPSを教えていただきます。

【イギリスで仕事をする上で必要なTIPS】

TIPS1)「今、自分は相手と同じイメージを持っている」という思いこみをなくし言葉を尽くす

「日本人が外国でうまくやっていくには、なんでも主張することが大事だ」とよく言われますが、それよりも大切なのは、「自分の認識と相手の認識が同じだ」と勝手に思い込まないこと。イギリスに長年住んでいますが、未だに「聞いてみないとわからない」ことを実感することがたくさんあります

TIPS2)「ほんとうに言いたいことは何か」に耳を澄ます

イギリス人は、アメリカ人や中国人と比べると比較的、日本人と気質が似ていて、「本音をダイレクトに言わない」と感じます。基本的にこちらからの意見に対して、相手を傷つけないようにその場で否定や却下はせず、後からやんわり別の提案を言ってくる(笑)

そして意見が違っていても、まず相手の視点のどこかを褒めて、その後やんわり異論を述べる(笑)。最初のリアクションは「ほんとうに言いたいことではない」ことが多く、それは「ほんとうに言いたいこと」を言うためのクッションだったりします。

なので、「ほんとうに言いたいこと」をとらえるために思考を回転させる。そういう気質をわかった上でのコミュニケーションが必要なんです。

 

TIPS3)「What if」を常に考えること

いつも大切に思うのが、「What if」(もしこうだったら)。

目の前の状況に対して、「こうしたらどうだろう」と常に考えるんです。デザインだけではなくて、事業でも何でもWhat ifが物事のコア。What ifの精神がないと前進できません。Think out of the boxといって、固定観念に縛られないでさまざまなオプションを考えるようにします。

また「オプションを袖の中に隠しておく」という意味のUp my/your sleeveという表現が英語にあります。

例えば、3つぐらいの提案を出して、どれにするか議論しているときに、先方の反応をみて、ちょっと違うかなと思ったり、一歩踏み込んだ開拓の余地があると感じたら、「この案も用意していますけど、どうですか?」と後から出すんです。

そうすると、「お!できるな!」と印象づけられるんです(笑)。

what if で考えて
Think out of the box でオプションを導きだし、

出し方にも印象付ける方法を選択する。

日本ではどうかわかりませんが、イギリスではこういう物事の見方、考え方をする人が多く、それは「多様な考え方を持つ」ことを良しとする教育背景にもあるのかなと思います。

おまけ)

それからもう1つ大事なことは、「愛を持つ」ことです。アイデアやデザインは、それまでの自分の経験を重ねて、苦労して、よく考えて産んだ子どもみたいなもの。だからヒラメキから最後のexecution=仕上げまで、とことん最良のものに仕上げます。愛がなければできない作業です。丁寧に扱って見守る。愛情を持って創ることで、ブランド(依頼主)に「世に1点しかない」個性を入れてあげることができる。これは、同時に自分の仕事へのプライドですね。

 

kay meを着ると「よりスリムに見える」!

シャンパンゴールド 29ポケットウォレットバッグ

15年前に息子さんおふたりを出産してから、体型やルックスにコンプレックスをお持ちで、「ワンピースはほとんど着なかった」という亜紀子さん。

kay me との最初の出会いは5年ほど前。ロンドンの中学校の同級生がkay meファウンダー毛見のボストンコンサルティング時代の同僚だったことから紹介されたのだそう。

「それ以来、毛見さんとはロンドンで文化について議論をしたりアートスポット巡りをしたりしている仲です」(亜紀子さん)

当時はkay me を着るイメージがなかったが勧められて着てみると 息子さんふたりから「ママ、どうしたの!綺麗!細く見える」と絶賛の嵐だったとか。

この冬は、ダイエットを頑張り、2ヶ月で体重が5キロ 落ちたという亜紀子さん、「スリムになったらkay meをより楽しめるようになったし、夫からも褒められました」とのこと。

「着こなす自信がなくても、kay meのアンダードレスの引き締め効果も優秀! この1枚があるとシルエットが全然違うし、どのワンピースも着こなせます。だからロンドンでも試着し放題の実店舗を早く展開してくれるといいなと思っています」

kay meのワンピース着やせ効果抜群だとあらためて実感。多少不安があっても柄で、いい具合にごまかせますし(笑)。また、kay meを着られるようになったことがとっても嬉しいです。」

 

インタビューの最後に、「人生を楽しまなくちゃね!」とおっしゃった亜紀子さんの明るい声がいつまでも耳に残っています。kay meが亜紀子さんの人生を彩る良きパートナーでありますように!

ジュピター アシンメトリーワンピース

 

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