【起業家対談】
kay me毛見純子×アイランド株式会社粟飯原理咲
Episode 2　メンタルヘルスのキープの仕方

東日本大震災や今回のコロナ禍のような外部環境の大変化が起こると、起業家としてどう振る舞えばいいか考えてしまいます。

頭の中では今後の事業をどうするか考える一方で、周りから見た時に悩んでいることが見えないようにすると思います。そこを冷静に分けなきゃいけないですよね。そうしないと、メンバーが不安になってしまう。理咲さんは、実際にどう振る舞っていますか？

それは、どんなトーンでコミュニケーションをとっているのですか？

「苦しい」って書くんですか？

そうすると、まだ周囲からびっくりされますね。

ちなみに、打ち明けるのは渦中にあるときですか？

仰るとおりですね。それが本当の権限委譲につながるのかもしれません。

なるほど。

今思うと、起業は誰でもできる。立ち上げる時は注目もされるし、エネルギーもある。でも、その後に訪れる困難を乗り越えてやり続けられるかが「起業」から「企業」になる分岐点になるのかなと思います。それが10年でようやくわかりました。

そしてやり続けるために、メンタルがどれだけ安定しているのか。実はそこが一番外部からも見られるのではないかと思います。それがあれば、極端な話し何でもできてしまうので。

まずは猫ですね。「もふもふ」ってしながら、話しを聞いてもらいます。猫はそれを達観した目で眺めてくれる。そうすると、苦しいことも忘れます。でも、もふもふメンタルヘルスは猫からするといい迷惑ですよね（笑）。

もう副社長みたいですね。猫がいた場合とそうでない場合で、メンタルヘルスは全然違うかもしれません。

何を食べると効果ありますか？

あと最近はYouTubeでイーロン・マスクの動画をひたすら視聴しています。ネットフリックスもAmazon Prime Videoも見尽くしているので、YouTubeで人名を入れてビジネスパーソンの話を聞いています。

イーロン・マスクの話を聞くと、自分の悩みが小さく感じる。彼の壮大なビジョンを聞いていると、まだまだやれると感じます。あと視点のレイヤーを上げて、メタ認知できる。うまく行かない時は、袋小路に入り込んでいるので、そこから抜け出すのが大事ですね。

色々やってみましたが、イーロン・マスクが一番でしたね。他の起業家を入れてみましたが、私はイーロンがフィットしました。ちなみに、理咲さんは他にどのような方法でメンタルヘルスを管理していますか？

なるほど。ちなみに、イーロンマスクも8時間絶対寝るらしいですよ。