こんにちは。編集担当、無類のワンピース好きのNatsukoです。
今回はお客様からの要望が高い、身長別の比較を試してきました!
「ミルキーホワイト ニットロングスカート」を前回は身長153cmのKarenがお試し。今回は166cmのNatsukoが着比べ。せっかくなので同じサイズ1で着比べてみることにしました。
身長13cm差では丈感やフィット感がどのように異なるでしょうか?2パターンで着こなしをお伝えします!
Karenが着用している様子を見て、実はうずうずしていました。ワードローブの半分は白というホワイト好きながら、冬の白は寒そうに見えるかなと心配でトライするにもためらいがち……でもニットなら暖かそう…と試してみたい気持ちが高まっていたのです!
Kareは「ミルキーホワイト ミラノリブトップス」を着用、私は同色の「ビジュートップス」を選択しました。
【パターン1】トップスをアウトして着用
トップスをスカートの上にアウトさせる時は、ただトップスもスカートも着るだけ。2秒でコーディネートが完成します。トップスをスカートにかぶせるだけで、気になる下腹部もカバーできる仕様になっています。
オールホワイト、この潔さが素敵ではないですか?素材に厚みがあるので、フェミニンになりすぎないのも好きです。これだけマニッシュに着られるニット、オーバーサイズ以外であるんですね。
■どんな体型にもタイトすぎない着用感
まずは着用感ですが、トップスはタイトめになりました。骨格診断では上半身肉厚のストレートタイプで、厚みのあるニットやタートルネックなどが着ぶくれしがちな体型。着る前に最も恐れいていたことが着ぶくれだったのですが、着てびっくり、ニットなのにニットっぽくない…!
カットソー感覚で着られるというか、つかず離れずの空気感がなんともよい具合。ニットはボディラインを拾いすぎるかもたつくかという極端なイメージを持っていたのもあって、厚みとハリがあるニットのかたさの体型カバー力に驚きました。
見てください、日の光に照らされたビジューのきらめきを…!大きさや配置によってはくどくなりすぎたり幼く見えたりするのがビジュー。このトップスは主張しすぎず、それでいて光を放つ存在感があります。
■懸念ポイントの透け感は……
白を着る時に最も気になる点の1、2位を争うのが「透け感」。上下ともニットを1枚で着ることはそうそうないにしても、下に着る色や形をどの程度ケアしなければならないかを考えるのは、忙しい人にとって手間でもあります。
透け感ですが、上下とも中は黒の肌着やタイツを着用していますが、黒が透けていないのがおわかりでしょうか?太陽光の下で見ても、黒が白を濁すようなことはありませんでした。強い光を浴びてもこの色を通さない編み目の細かさ!
■ボディラインを拾わない厚手素材
実はトップス・ボトムスともに中にあれこれ着ているのですが、そのラインを拾っていないのがわかりますでしょうか?
トップスのなかには薄い長袖の肌着にシルクの腹巻、スカートの下にはシルクの毛糸のパンツとタイツを身に着けています。ニットは下着などのラインを拾いがちなイメージがありましたが、この不安も見事にクリア。
【パターン2】トップスをインして着用
次はトップスをスカートの中に入れて着てみることに。インする最大の目的は、ずばり脚長効果です!
スカートをウエストのくびれ位置に合わせて履きウエストをインすると、胴が短縮されてスカートの丈をまるまる足の長さに見せられるというからくりです。インのポイントは、スカートのウエストのリブ部分にだけ入れること。そうするとリブの下部分からトップスがはみでることなく、スカートのなかでのもたつきも避けられます。
骨格タイプがストレートの場合、ウエストのくびれをしっかりと出すことがスタイルアップの秘訣なので、ウエストをベルトマーク風にしてみました。インしたトップスで胃のあたりはふわっとカバーできるので、お腹まわりも気になりません。
お腹まわりに自信のない人にとって、ニット、それもトップスをインするのは勇気がいる着方。でも勇気を出した先にこのシルエットがありました。
ワンピース好きとしては、ワンピースのように見えるおしゃれ感も「好き……!」となりました。同じ白でも、ブランドや素材が異なると微妙に色味が異なりセットアップ風に着られないことがしばしば。このセットアップは、ビジュートップスとロングスカートがセットアップとして着られるように最初から設計されているので、単体のみならず組み合わせて即コーディネートが完成するという優れものです。
横から見てもこのすっきり感!
■小物でキャメルのやさしさを添えて
さて、オールホワイトの醍醐味は、アウターや靴、小物選びもほぼ制約なく選びたい放題ということ!
トップスもボトムスも白の場合、小物で色を取り入れるのは定番。今回は何色を持ってこようか迷った挙句、ベージュのストールをセレクト。やわらかいトーンの小物なら、白が持つ清楚な雰囲気をこわさずに寄り添ってくれますよね。基本的にコーディネートは3色でまとめることを意識しているので、今回はトップス&スカートの白、ショートブーツの黒、そしてストールのベージュで統一感を出しました。
このストール、手にとってみると「!!!」と言葉を失います。透け感がありやわらかそうな見た目以上に、ふわっふわ。ついつい延々とすりすりしてしまいます。カシミア100%に、ゴールドのバタフライがアクセントに。このストールは一度触ってしまったら最後、手放せない恐れあり。薄いので首元に巻いてもかさばらず、でもしっかり暖かく、春・秋・冬と3シーズン手軽に使えます。
ちなみに……ストールとバッグの色を合わせると、全体にまとまりと落ち着きが生まれます。ベージュは黒やネイビーから白や赤まで、どんな色にも寄り添えるカラー。ストールとバッグ、ベージュを1つ持っているとその活躍シーンの多さに驚くことまちがいなし。
■アウターは柄で冒険
オールホワイトにはどんなアウターを合わせるか、これまたワクワクします。色でも柄でも何者をも受け入れる白なので、冒険したくなりますよね。
先ほどは万能ベージュのストールを合わせたので、アウターはすこしエッジを効かせてみることに。ショート丈・ノーマル丈・ロング丈と丈違い、黒・グレー・ネイビー・トープ・ベージュ・白などの色違い、ジャージー・ニット・ジャカードなどの素材違い、カーディガン・ジャケット・ライダース・ペプラムなどのデザイン違いをさまざま試してみた結果、セレクトしたのはこのアイテム。
このショート丈カーディガンが抜群に合いました!
この丈感、見事すぎませんか?インしたトップスのたわみから数cmに位置するおさまり具合がパーフェクト!
脚長効果を狙う場合、アウターをショート丈にするのは即効性あり。ミドル丈だとより落ち着いた印象、ロング丈だとリラクシーな雰囲気に寄せられます。
今回はニットスカートなのにゆるく見えないというこのセットアップの特性を存分に活かしたかったので、ショート丈のなかでもジャケットライクなデザインをセレクトしました。このアウターもニットですが、肩まわりのシルエットやパイピング、ホック1点留めのデザインにより、スクエアなフォルムが完成。ニットなのにかっちり見えるというこのセットアップ特有の良さを相乗効果で伸ばしてくれるアイテムです。
バッグもクラッチをチョイス。アウターが柄なので、バッグは色味を抑え主張しないカラーに。ビジネスでも内勤、急な来客にも対応可能なきちんと感がありつつ、小物使いで休日に近所の高級ホテルでランチをする際のコーディネートにも応用可能。
冬のオールホワイトコーデ、かわいすぎますね!トップスをインしてもアウトしても着られる“2way”感は、セットアップならでは。ニットなのに洗濯機で洗えるので、白でも気負わず着られるのも特徴です。
ホワイトならどんな色のアウターやバッグも活かせるので、買い足してもコーディネートに困ることはありません。ワードローブの半分が白である私が保証します!
今回身長166cmで着用してみた結果、身長160cm前後の平均体型の方ならサイズ1がぴったりかと思います。ゆとりを持って着たい方、甲に届くぐらいのロング丈が好きな方は、サイズ2を。サイズは自分が好きなシルエットで着るための目安なので、どういう風に着たいかをイメージして試着・比較されるのがおすすめです。
銀座本店、有楽町店、新宿店、小田急新宿店、羽田空港店、横浜そごう店、梅田店、京都店など各店舗にてご試着いただけるほか、ご自宅で好きなだけお試しいただける「試着便」でもお試しいただけます。
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