「東京を生きる4女子物語」 kay me が贈る小説タイプの連載
東京に生きる4人の女性…4人の関係性を詳しく見る
先週は最悪だった。マサの気持ちはわからないまま。二人で会えると思っていたら、ココも誘うなんてありえない!モヤモヤする気持ちを吹き飛ばして「今週は仕事に生きる!」
久しぶりの海外出張。機内でゆっくり過ごせるように、ワンピースとパーカースタイルで足元はスニーカー。大事なパスポートやカードはウォレットバッグに入れて斜め掛け。
出張の相棒はケイミ―のフライトワンピース、その名の通りトラベルシリーズの1枚で旅には最適なの。コットン100%の素材感も優しい。
コンパクトなシルエットのファーストクラスパーカーはジッパーで着脱できるから便利。機内の肌寒さにも使えるし出張先でも活躍する。
ふかふか素材でフライトの「ファーストクラス」でも「5つ星ホテル」でも大人カジュアルを表現することをイメージしたんだって。
このためだけに編んだリブは気持ちよくて幅広だから、ウエストがきゅっと 締まって 見えるのもお気に入り。
斜め掛けで両手があくウォレットバッグはその収納力が出張にピッタリ。
必要なものはほとんど収まる。特に海外出張は紙幣やコインの整理に困るけれど、ポケットの数が29もありとにかく重宝。
出張の話は、マサにも相談していたけど、今はなるべく自分から連絡をしないようにしたい。はぐらかされているのも気に入らなかったし、私から積極的にアプローチしている感じも、負けた気がしてさらに嫌だった。とにかく私たちの関係についてちゃんとした答えが欲しい。
フライトの時間になり、機内で仕事のことを少しまとめて、恋愛ものの映画を1本観ることにする。(ダメだ、全然参考にならない!)
降り立ったロンドンの地は、仕事に対するボルテージをあげてくれた。街の顔はクールで、テムズ川は穏やかだった。気持ちいい風を感じながら歩いた。
時差ボケにはならないタイプ。それが強味で海外出張は得意だけど、今回はちょっと眠いかも 。 とりあえず部屋に入りパッキングをほどいて、日本からの溜まったメールに一気に目を通して、ラインをチェックすると、マサからラインがきていた!どれどれ読んでやるか(笑)なんて嬉しくてメッセージを読む。
「リサちゃん、今日からロンドンだよね(覚えてた!)無事着いたかな。こないだの返事なんだけど僕にとってリサちゃんは大事な存在だよ、今はまだ、友達のままでいたい」
ウソ…結構いい感じだと思っていたのに、見込み違いだったの?友達のままってどうしたらいいのよ。
意外と傷つきやすい自分に驚きながらも、冷静に考えるようにした。
「なにも男はマサだけじゃないし!」
「別にすっごい好きになってたわけじゃないし!」
「『しばらく友達のままでも』ってことはこれから変わる可能性もある?」
ああ…頭が混乱してきた。私は仕事をしにわざわざロンドンに来たのに!
ちょっと腹立たしさも混ざり、とりあえずシャワーを浴びて、ホテルのバーで飲むことにした。するとココからラインが入る。 内容はこうだ「リサちゃん、実は私マサくんから色々誘われるんだけど、結構な遊び人らしいって知り合いから聞いて、どう思う?」
フライト疲れもあってますます頭がクラクラしてきたよ。おもわずウォッカを一気飲みした…。
Comments are closed.