「エコダウン」の旅

<第2話>「エコダウン」の旅 

スタイルアップできるデザインと保温性を徹底的に探究!

kay meでは、常に「お客様の課題」を解決するための方法を考えています。と同時に「ものづくり」に携わる人と技術、そして自然環境と動物の幸せが続くことも考えています
kay me が長年心を痛めてきたのは、冬になると売り場にずらっと並ぶ大量の「ダウンコート」

ご存じの通り、氷点下にもなる寒冷な環境下、アヒルやガチョウ、カモなどの水鳥が自らを守るためにまとう羽毛を生きたままむしり採り自分たちの身を温めています。フォアグラなどの食用鳥から剥ぎ取るという主張もありますがフォアグラができるまでも同様に残酷です。ダウンコートのフードを縁取るふわふわしたファーも同様です

解決したい課題:

毎年毎年、大量の動物を犠牲にせず、技術で生み出した代用素材で保温力の高いダウンジャケットを作りたい!

私たちが提供するソリューション:

kay meのエコダウンコート。鳥や動物を犠牲にせず、先端技術素材を外側にも内側のフィリングにも用い、高い保温性を保ち、着る人も動物も幸せにするコート

第1話「エコダウン」の旅 では、デザインと機能性を両立する素材選び、そして「トワル」と呼ばれる工程でパターン化した立体構造で、バランスやフィット感をミリ単位で調整していく工程をお伝えしました

第2話「エコダウン」の旅では、実際に「アニマルフリー」の素材で作り上げられたサンプルを手にしたデザイナーやチームが、どのように製品化に向けて検討と調整を続けているかをお届けいたします

制作プロセス:

16. 前回「トワル」と呼ばれる工程で、デザインをもとに作成した立体構造を着用してミリ単位で修正を重ねました。そしてついに、その修正が反映された「エコダウンコート」最初のサンプルが到着しました!デザインチームが「美しいデザイン」そして「最先端技術素材」で制作することにこだわったこのコート。サンプルが手元に届くこの瞬間が「ものづくり」の中で、もっともドキドキする時間なのです

17. すぐに、届いたサンプルを着用して実際の着心地やスタイルを確認、さらに改善するべき点がないかどうか検討します。まず1つめに気になったのが、着用した時のシルエットです。今回大切なのは、非常にあたたかなダウンコートながら、すっきりと着やせして見せること。

着用してみたファーストサンプルは、やはり完璧とはいえず。ダウンコートはそれぞれのパートが重さ(厚さ)の異なる「パック」で構成されていますが、よりスマートに見せるための「視覚効果」を狙い、体の部位によってさらにパックの重量(=厚み)を変えていく必要が。二の腕回りは薄く、足回りは厚く・・。

またいかに立体でスマートに見せるのかは「厚み」だけではありません。カラダの部位によってパックの幅(長さ)を変えていくことで遠目で見たときに視覚的に美しく、すっきりと着やせして見せます。例えば・・・

・ウエスト部分は、パックの縦幅を短くし細く見せる。そして、ウエスト位置を上にあげて足長効果を狙います
・足元、裾に向かってパックの縦幅を伸ばし「縦長のすっきりとしたシルエット」に見せる 

合わせて、前身頃センターの縫い目をより内側にし、視覚効果により、よりスリムに見せる調整も。そして、調整した身頃のパック幅も、全体のバランスを見て再度修正です

18. 2つ目の改善点は、衿。本体と異なる異素材を使ってファンデーションを目立ちにくくしたのですが、今回のポイントはそのボリューム。より女性らしく顔周りを華やかに小顔に見せること。そしてより首回りをより暖かくできるよう、検討を重ねました

まず構造として、後ろを中心として衿回りが首にそってしっかりと立ち上がるよう、大きさの調整を図りました。ただ大きければよいということでもないため、こちらもイメージにそって仮テープを張りながら、鏡をみながら少しずつ調整していきます

19. もう1つの改善ポイントは、首回りに影響するジッパーの終点の位置。実際に着用すると、首回りが大きく開いていたことから、より高い位置までジッパーが上がるように調整しました。首回りが窮屈にならず、そしてマフラーやストールを合わせなくても十分暖かい首元となるよう、ピンを打ちながら調整を話し合います

合わせて、足元からの冷たい空気が入り込まないよう、コートのジッパーの下部もさらに伸ばします。こちらは歩いた時の歩幅の邪魔にならないよう調整することが大切なので、ピンでとめ実際に歩いてみて、ファスナーの長さを検証しました

20. おわかりいただけますでしょうか。縦ラインがきゅっと内側に、パックの長さと位置をさらに着やせ効果を促進するため改善しました。
そして、このダウンコートが「動物を犠牲をせず、最新技術素材で作られている」示すオリジナルの「ロゴ」をどこにつけるかを検討します。この「ロゴ」は、kay me の「エコダウンコート」が誕生するきっかけとなった背景や思いを語る大切なシンボル。「動物を犠牲にしない」という、エコダウンコートを着る人の「優しい気持ち」や「志」をさりげなく主張する証です。このデザイン会議は数か月に及んで議論を繰り返していきました。このとき決まったのはエレガントなスタイルの邪魔にならない左袖裾に縫い付けるというところまで・・・。旅はまだまだ続きます

第2話「エコダウン」の旅は、いかがでしたか。
第3話は、セカンドサンプルでのデザイン再検証と、「ロゴ」デザイン秘話をお届けいたします。どうぞ、お楽しみに!

<第1話>「エコダウン」の旅

<第1話>「エコダウン」の旅

kay meでは、常に「お客様の課題」を解決するための方法を考えています。と同時に「ものづくり」に携わる人と技術、そして自然環境と動物の幸せが続くことも考えています

<第1話>「エコファーコート」の旅

<第1話>「エコファーコート」の旅

毛皮のコートは、寒い季節でも華やかでいたいと願う女性たちの必需品。リッチなデザインの毛皮コートは、常に人々の注目の的です。でも、その美しいものは、そのもの自身よりも美しく尊い「動物の命」から作られたもの

<第2話>「エコファーコート」の旅

<第2話>「エコファーコート」の旅

大人女性を「エレガントに魅せる」を追求!  毛皮のコートは、寒い季節でも華やかでいたいと願う女性たちの必需品。リッチなデザインの毛皮コートは、常に人々の注目の的です。でも、その美しいものは、そのもの自身よりも美しく尊い「動物の命」から作られたもの

<第1話>「エアリートート」の旅

<第1話>「エアリートート」の旅

kay me では、2018年に「機能性とデザイン性を融合」させたバッグラインを開始。リュック&バッグ、PCバッグ、そして29ポケットウォレットバッグなど、「課題を解決し、おしゃれに持てる」バッグラインを生み出してきました。素材は動物を犠牲にしない「ノンアニマル」にこだわり、先端技術を用いた軽量で上質な素材を選んでいます

<第1話>「ぷにぷにパンプス」の旅

<第1話>「ぷにぷにパンプス」の旅

これまでたくさんのご要望をいただいていた「kay me らしいラクで美しい『靴』」。ジャージ―ドレスとジャケットから始まったkay me の次なる「課題解決」の舞台は「靴」。人に会ったり、人前で話したりプレゼンをしたりすることの多いkay me のお客様層の悩みは「長時間はいてても『ラク』なのに『ミニマルで美しい』ワンピースやスーツに合う靴がない!」というもの。「ラクなら形状がコロンとしてる」「形状が美しいとラクじゃない」「どちらもを叶える靴をkay me なら開発できるはず」そんなお声をいただいてきたところが旅のはじまりです

Comments are closed.