グローバル女性のTips!

Vol2. シンガポール投資ディレクター 青山千夏さん (前編)

シンガポールを拠点にアジア地域を担当。グローバルに活躍する青山さん

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小学生時代に2年間、中学から高校までの4年半、通算6年半をアメリカで過ごし、東大法学部卒業後、シティバンクに入社。ボストンコンサルティング、投資会社で経験を積み、現在はアメリカ人の夫と2人の娘と共にシンガポールに暮らす千夏さん。独立系投資顧問会社のディレクターとして活躍するマルチタスクの青山千夏さんのTIPSとは?

コンプレックスを抱え自分を責めた日々も

アメリカの高校ではチアリーディング部に4年間所属。帰国後、東京大学で家庭教師や塾講師などのアルバイトをしながら、学生時代謳歌した千夏さんでしたが、社会に出ていきなりコンプレックスと戦うことになります。

「実は、私すごく不器用というか、コピーを取ると歪んでしまう、宛名書きもキレイに書けない、ファイリングも上手にできない、ハサミで紙をまっすぐに切れないという状態で職場で全く役に立てていませんでした。先輩後輩の人間関係でもうまくやっていけず、努力はしても空回りの日々。自信はなくなるし、自分を責める日々でした」

現在の華々しい活躍ぶりからは想像もつきません。「大学までは甘やかされた環境にいたことを痛感しましたが、社会人になってすぐに厳しい環境に身を置いたことはとてもいい経験になりました。」といいます。

そんな新入社員時代から約20年。現在シンガポールに在住し、投資顧問会社で活躍中の千夏さんが、長年インターナショナルな仕事環境に身を置いてきた中で見出したコミュニケーションのTIPSとは?

 

【インターナショナルな仕事環境におけるコミュニケーション術】

TIPS1)相手を敬う文化は日本だけのものにあらず。大切なのは「礼儀正しさ」

海外で働く場合、「大胆に、野心的に」と思われがちではありますが、千夏さんは、「大切なのは礼節。これに尽きます」ときっぱり。

感謝の気持ちを伝えることもその1つ。年下や立場の上下に関係なく、『あなたのお陰でこんな風に評価が得られた。ありがとう』と伝えます。成功はみんなで分かち合う

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TIPS2)カルチャーも言語も異なる多様な環境では、日本にいるときより言語化すること

「日本人同士の『阿吽の呼吸』とは異なり、言語も経験も常識も異なる人々が集まるシンガポールでは、背景や目的をはっきり伝えないと誤解を生む可能性があります。察してもらうことは期待できません。少しでも不安があれば言葉にして伝えます」

「だから、自分のスタンダードを明確に、仕事関係の方に、『私は褒めると伸びるタイプです』と言いやすいですし、相手に対しても思ったことは伝えます。プライベートでも、アメリカ人の夫と喧嘩をしたときも、少し冷静になってから、『なぜ自分がそう思ったのか』『あなたに何を期待するのか』等を言葉にしてはっきりと伝えます。大切なことは言葉で確認する。これは、子供たち対しても同じです」

TIPS3)Fake it until you make it

「どんな時も笑顔でいること。」だと千夏さんはいいます。

「辛かったり、しんどいときなど笑顔でいられないときも、私はあえて笑顔を作ります。腹の立つことを言われても笑顔で受け止める。Fake it until you make itと言いますが、笑顔でいれば笑顔になる状況になる、楽しいことがついてくると思っているんです。顔は、万国共通。コミュニケーションも円滑になると思っています」

キャリアウーマンとして活躍する一方、プライベートでは、11歳と8歳のお嬢さんを育てるママでもある千夏さん。

 

後編は、仕事に加えて、お子さんとの時間や息抜きタイムも大切にしているという千夏さんのタイムマネジメントについてうかがっています。

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